契約書トラブル
「内容を理解しないまま結んでしまった契約で悩まされている」
「昔からある契約書を使っているが、今の契約書が当社の取引内容に合っていない」
「先方からの修正案に対して、どこで妥結して良いか判断に迷っている」
「大手企業との契約で先方からの契約書を修正することが難しい。リスクを知りたい」
「AI契約書チェックのツールを使っているが、先方との交渉を最後までフォローして欲しい」
「AIツールでは提供されていない規約や難易度の高い契約書をチェックして欲しい」
「大量の契約書チェックをアウトソーシングしたい」
Contents
はじめに
特に企業同士の契約の場合には、契約は一度結んでしまうと、その内容の有利不利に関らず、その内容にしばられてしまいますので、契約の締結は慎重に行う必要があります。
本来であれば、契約における解釈の違いや言った言わないの紛争などを防ぐために契約書を作成しますが、実際には条項や文章の作り方によって解釈の相違が生まれ、トラブルに発展するケースが数多く見られます。
万が一訴訟になった場合にも、解釈の仕方一つによって、結果が大きく変わるので、多大な負担を命じられてしまうこともあります。また、近年では、契約書をAIでチェックする企業も増えてきました。
しかし、AIではフォローされていない複雑な契約書や、規約等もまだまだ沢山存在します。また、契約交渉の過程で先方から再修正依頼があった場合には、どこで妥結すべきか、その勘所などは法務担当者において判断しにくいところです。
契約書の審査体制が確立されていないことによって生じるリスク
弊所で相談を受けることの多い事例としては次のような例を挙げることが出来ます。
①開発、製造側として客先とのトラブルを回避したいために契約書を整えておきたい。
②売り手側、買い手側、委託側、受託側様々な契約審査が必要で、それぞれの視点でチェックして欲しい。
③AIチェックした契約書を先方に提示したが、再修正案が示された。妥結点を判断して欲しい。
④法人設立後間もないが、商品を売り出すにあたり、初めから契約書を整えておきたい。
⑤修正不可と言われている契約書についてリスク指摘して欲しい。
⑥下請法を意識した契約になっていないため、しっかりと見直したい。
これらはいずれも日常生じ得る内容ですが、換言すれば、これらを検討せず、先方提示の内容で契約を締結する、インターネット上のひな形で契約を締結する、ということは契約リスクを考えないまま契約を締結しかねないことになるため、大きな経済的負担を被ることがあります。
例えば、損害賠償義務を負う場合でも、損害額の見なし規定が適用され、実際に生じているであろう損害以上の賠償義務を負うような場合です。あるいは、インターネットのひな形を利用して業務委託契約を締結したが受託側であるにも拘わらず、委託側優位のひな形であったため、例えば契約不適合責任の内容として、期間や内容面で法律以上の負担を負うような場合です。
弁護士に依頼するメリット
弁護士に依頼をすることで、トラブルを未然に防ぐための契約書の作成サポートはもちろんのこと、相手側との交渉や解決までの助言、ケースによっては、引き続きスムーズに案件を受任することも可能です。
また、契約は相手あってのものであり、最終的には妥結が必要です。しっかりとリスクを把握しておけば、それが発生可能性の少ないリスクであれば先方修正案にて妥結すべき時がありますし、その適時の判断が必要です。
近時は大手企業を中心に、AIツールを導入する企業も増えてきました。これによって、法務担当者の業務効率化は大きく図られることとなりましたが、妥結点の判断はなお難しく、また、AIでフォローされていない契約類型はまだまだ多く存在する状況です。
当事務所では、業種・規模問わず、あらゆる企業の契約書チェックのご依頼を受けてまいりました。また、契約書に関するトラブルや訴訟を数多く経験してまいりましたので、条項や文言に関するトラブルの勘所をアドバイスすることが可能です。
企業様の初回相談料は無料ですので、お気軽にご相談下さい。
グロース法律事務所によくご相談をいただく内容
・契約書の作成やチェックをしたい
・多数の契約書について契約審査をお願いしたい。アウトソーシングしたい
・AI契約書レビューサービスを使用しているがそのアウトプットに対してこのまま進めて良いかの最終判断に困り相談したい
・AI契約書レビューサービスに対応していない特殊な規約、難度の高い契約書を確認してほしい
契約書に関するグロース法律事務所の提供サービスのご紹介と費用
〇契約書に関する相談
無料(ご来所いただける方に限ります。遠方や新型コロナウイルスの影響でどうしてもご来所いただけない事情がある方についてはオンラインで無料相談を承りますので遠慮はなくご相談下さい)
〇契約書フォーマット
こちらから無料でダウンロードいただけます
〇作成
定型
費用の目安 業務内容の説明 顧問先様以外の対応の可否
5万5000円から11万円 当事務所で取扱い、ある程度書式化されている契約につき、貴社の取引内容に合わせた契約書を作成します。
非定型
費用の目安 業務内容の説明 顧問先様以外の対応の可否
11万円から22万円 汎用性のない、特殊な契約の契約書を作成します。
〇チェック
内容確認と解説のみ
費用の目安 業務内容の説明 顧問先様以外の対応の可否
1回1万5000円 契約書の有利不利の確認と解説をします。
修正案付き
費用の目安 業務内容の説明 顧問先様以外の対応の可否
1回3万3000円~。契約締結までのサポートの場合は、締結までの修正及び確認につき、5万5000円~ 確認結果について修正案を提示します。
タイムチャージは4万1800円
顧問先様は別途割引があります。
詳細は以下をご覧ください。
グロース法律事務所への問い合わせ
お電話(06-4708-6202)もしくはお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
お電話の受付時間は平日9:30~17:30です。また、お問い合わせフォームの受付は24時間受け付けております。初回の法律相談については、ご来所いただける方に限り無料でご相談させていただいております。
※遠方の方はオンライン会議での初回面談も承りますので、お申し付けください。また、新型コロナウイルス感染症の影響でどうしても来所ができないという方につきましても、オンライン会議で初回無料で面談を承りますので、お申し付けください。
企業の契約目的ごとの記事一覧
守秘に関する契約
秘密保持契約の目的から考える!~どのような場面で、誰との間で必要か~ |
秘密保持誓約書のポイントを弁護士が解説 |
秘密保持契約の目的から考える!~どのような場面で、誰との間で必要か~ |
アライアンスに関する契約
業務委託契約書とは |
業務提携契約書について |
労働契約と業務委託契約の違いと留意点 |
業務委託契約において注意すべき下請法 ~その3 親事業者の義務 |
業務委託契約において注意すべき下請法 ~その4 親事業者の禁止行為 |
システム開発委託契約書について |
WEBサイト製作業務委託契約書について |
フランチャイズ契約における契約審査上の留意点・チェックポイント~総論~ |
顧問契約書/コンサルタント契約書 |
不動産に関する契約
賃貸借・金銭消費貸借等に関する契約
賃貸借契約書とは① |
賃貸借契約書とは②(原状回復義務) |
改正民法で新たに留意すべき賃貸借契約のポイント |
金銭消費貸借書 |
新型コロナウイルス感染拡大と賃貸借契約に関する諸問題について |
建築・請負に関する契約
労務に関する契約
雇用契約書 |
懲戒処分ではない業務指導の履歴についてのポイント ~能力不足を例に~ |
契約社員・パート社員の雇用契約書 |
外国人の雇用契約書 |
労働契約と業務委託契約の違いと留意点 |
IT・Webサービスについての契約
システム開発委託契約書について |
WEBサイト製作業務委託契約書について |
売買に関する契約
売買契約書とは |
販売代理店契約書とは その① |
販売代理店契約書とは その② |
販売代理店契約を締結するに当たって理解しておくべき法知識 |
販売代理店契約のいろいろ ~厳密に使い分けるために知っておくべきポイント~ |
販売代理店契約書ひな形解説~購入販売型編~ |
取引基本契約書について |
不動産売買契約書とは |
知財に関する契約
ライセンス契約について |
著作権譲渡契約書 |
契約書の基本
契約書の作成 |
契約書のチェックプラン |
契約書のサンプルに潜むリスク |
契約書をめぐるトラブルと回避のためのチェックポイント |
その他
反社会的勢力排除に関する契約書・誓約書の作り方を弁護士が解説 |
新型コロナウイルスの感染拡大と債務不履行責任に関する諸問題~企業間取引~ |
谷川安德
最新記事 by 谷川安德 (全て見る)
- インスタグラム投稿を自社HPに転載したステルスマーケティング規制について弁護士が解説 - 2024年11月25日
- 施行されたフリーランス取引適正化法の遵守を - 2024年11月12日
- 労働条件明示義務違反の報道について弁護士が解説 - 2024年10月31日
「契約書トラブル」の関連記事はこちら
- コロナ
- その他
- 個人情報
- 利用規約・プライバシーポリシー
- 取引基本契約書・売買契約
- 契約書総論
- 業務委託契約・請負契約
- WEBサイト製作業務委託契約書について
- システム開発委託契約書について
- フリーランス新法が成立しました ~「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」~
- 個人情報の取扱いを含む場合の業務委託契約書の注意点
- 労働契約と業務委託契約の違いと留意点
- 建設工事請負契約締結時の注意点
- 業務委託契約において注意すべき下請法 ~その1 下請法とは何か、下請法違反で契約はどうなる?
- 業務委託契約において注意すべき下請法 ~その2 下請法の規制対象となる事業者、取引内容
- 業務委託契約において注意すべき下請法 ~その3 親事業者の義務
- 業務委託契約において注意すべき下請法 ~その4 親事業者の禁止行為
- 業務委託契約書とは
- 特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(フリーランス新法)対応の業務委託契約について解説
- 雇用契約書・労働条件通知書のポイント
- 顧問契約書/コンサルタント契約書
- 知的財産に関する契約
- 秘密保持契約
- 販売代理店契約 フランチャイズ 業務提携
グロース法律事務所が
取り扱っている業務
新着情報
- 2024.12.18セミナー/講演
- 手遅れになる前の入退社トラブル対応セミナー 2025.02.13
- 2024.11.25コラム
- インスタグラム投稿を自社HPに転載したステルスマーケティング規制について弁護士が解説
- 2024.11.12コラム
- 施行されたフリーランス取引適正化法の遵守を
- 2024.10.31コラム
- 労働条件明示義務違反の報道について弁護士が解説
- 2024.10.11セミナー/講演
- 【実施済】2024年を振り返る社労士勉強会総まとめ 2024.12.12